2008年 02月 11日
きのこサークルあぶくま2月勉強会 |

2月の勉強会のテーマは「毒キノコ」でした。
毒キノコは150種類ほどあり、奈良流では4段階に毒キノコを分類する。
1、猛毒キノコ・・・これは死亡の確率が非常に高いもの・・・15種類
2、強毒きのこ・・専門医に診察してもらう必要がある
3、毒キノコ・・・・死には至らない程度の毒をもったきのこ、クサウラベニタケなど
4、微毒キノコ・・体調や料理方法では中毒の可能性ありのきのこ
猛毒キノコの第一位は「カエンタケ」、第2位がクロタマゴテングタケ、以下3,4,5が世界三大猛毒菌と呼ばれるもので、順にドクツルタケ、シロタマゴテングタケ、タマゴテングタケとなるが、3、4,5位のいずれもテングタケの仲間である。ではこれらの毒キノコの致死量はどれくらいかと言うと、6グラムのきのこ一本で致死量に達するようです。
また、ドクツルタケ、シロタマゴテングタケは中道症状が出るのが遅く、6~24時間後に気分が悪くなる、その後一時快方に向かうが、3日目で肝臓、腎臓が腐り始めて死に至るようです。
では治療方法がないかといえば、そうではなくて3日以内に「白いきのこ」に当たったといって治療を受ければ手当ての仕方があるそうです。
世界最強猛毒菌・カエンタケは処置無だそうです。あぁ~怖いですね!!
by kawauchiide
| 2008-02-11 23:48
| 自然