川内中学校吹奏楽部最後の演奏会

少子化に伴い中学校の教職員の定数も削減されます。
技術、美術、音楽のそれぞれの教科は非常勤と言う形で運営されます。
現在の学校運営では非常勤の先生では部活動の顧問になれないので、吹奏楽部のように音楽の先生でないと指導できないような部活では、当然廃部の対象になってきます。

今回は以上のような状況で吹奏楽部は廃部が決定し、１９年度の新入生からは部活の募集をしませんでした。
吹奏楽部の１６名の部員は今回のコンクールに向けて精一杯練習に励み、教育長はじめ校長先生、ご父兄の皆さんの見守る中で、堂々とした演奏を披露されました。本当に一人ひとりが輝いて見えました。最高の思い出を頂いたような気がします。部員にとっても勿論のことですね。

結果は銀賞で彼岸であった県大会には出場できませんでしたが、多くの聴衆から割れんばかりの拍手を頂きました。今までご指導くださった顧問の先生、活動を陰で支えてくれたご父兄の皆さん本当にご苦労様でした。彼らの活動は「清流祭」を最後の演奏会で終了します。
多くの方に聞いていただきたいと思います。

今回の大会にはテニス部の３年生の部員が中体連終了後に吹奏楽部に入部して活躍されたＭ君。堂々とした演奏に部員一同はどれだけ勇気付けらたか解りません。この絆は何物にも代え難い大切な宝です。

残念ですが少子化とはこういう事です。
２年生の生徒諸君は残された１年を悔いのないように
大切な時間を過ごしてください。

そうだ、音楽愛好家の村民が吹奏楽のサークルでも作って
活動するのもいいですね。
地元出身の優秀な指導者も楽器もあるんだから
出来ないわけはないですよね。
楽器が出来る人も出来ない人も
皆で楽しめればいいよね。勿論中学生や高校生が主役で行きましょう。
ビックバンドでジャズなんか出来たらいいな。

音楽は世界の共通語！！