2007年 06月 19日
里山づくり講座 |
里山づくり講座は「カエルの学校」の番外編で毎月一度の割合で実施しています。今回は原木で、こだわりの椎茸を生産している毛戸・狐窪の小林さんの農場を会場に行われました。小林さんは最盛期には年間3万本の椎茸の植菌をしていたそうです。親子三人寝る間も惜しんでの作業を懐かしそうに語るのは、先立たれた愛おしい奥様を思い出してのことでしょうね。
16日は一通りの挨拶、日程の説明、自己紹介、を済ませた後、小林さんの案内で森に入りました。この地域には数少ない原生林が残されています。小林さんは若い頃からこのもりを知り尽くしているので、微妙な森の変化にも敏感に感じるみたいで「この前までは枯れていなかったのに残念だな~」などと、貴重なお話も聞けます。
昼食後は、これからの活動について、多くの方からご意見も頂き、最後は小林さんから、川内村の森林資源の総量からすれば、原木栽培で、100家族の椎茸農家が生計を立てられるだけの森林資源があるということです。がしかしこの貴重な川内村の森林資源も、ここ数年間で伐採をしていかないと、リサイクル不可能な森になってしまうそうです。もしそのようになってしまってからは、現状のような森になるには200年から300年はかかるそうです。
富岡林業指導所からも2名の指導員の方にご参加いただき、貴重なアドバイスを頂き、7月10日の「こだわりの野生キノコ栽培指導会」の案内も頂きました。今後はこの講座で川内村の山林に「ムラサキシメジ」「サケツバタケ」の菌床を伏せこみ、試験栽培を行います。
キノコをはじめとした菌類は森を元気に育てる縁の下の力持ちです。まずこの存在なくして森も水も語れないといっても大げさではありません。
菌 森 水は有機的に絡み合い命をはぐくんでいます。森の樹木だけをみて森林資源を語れません。キノコの発生状況に変化があるのは、この森も危機的状況が迫っているのかもしれません。
16日は一通りの挨拶、日程の説明、自己紹介、を済ませた後、小林さんの案内で森に入りました。この地域には数少ない原生林が残されています。小林さんは若い頃からこのもりを知り尽くしているので、微妙な森の変化にも敏感に感じるみたいで「この前までは枯れていなかったのに残念だな~」などと、貴重なお話も聞けます。
昼食後は、これからの活動について、多くの方からご意見も頂き、最後は小林さんから、川内村の森林資源の総量からすれば、原木栽培で、100家族の椎茸農家が生計を立てられるだけの森林資源があるということです。がしかしこの貴重な川内村の森林資源も、ここ数年間で伐採をしていかないと、リサイクル不可能な森になってしまうそうです。もしそのようになってしまってからは、現状のような森になるには200年から300年はかかるそうです。
富岡林業指導所からも2名の指導員の方にご参加いただき、貴重なアドバイスを頂き、7月10日の「こだわりの野生キノコ栽培指導会」の案内も頂きました。今後はこの講座で川内村の山林に「ムラサキシメジ」「サケツバタケ」の菌床を伏せこみ、試験栽培を行います。
キノコをはじめとした菌類は森を元気に育てる縁の下の力持ちです。まずこの存在なくして森も水も語れないといっても大げさではありません。
菌 森 水は有機的に絡み合い命をはぐくんでいます。森の樹木だけをみて森林資源を語れません。キノコの発生状況に変化があるのは、この森も危機的状況が迫っているのかもしれません。
by kawauchiide
| 2007-06-19 19:25
| カエルの学校