2006年 12月 14日
12月定例議会終了 |
12月12日~13日の2日間にわたる定例議会が終了しました。
報告事項は「公立小野町地方総合病院組合議会」の定例会の報告と、臨時会の報告をいたしました。主な点は赤字であるということ、その主な原因は、医師不足による診療科目の減少から来る医業収益の減少です。このことは、何も公立小野町地方総合病院に限ったことではなく多くの公立病院の抱える問題のようです。すでに改善策はプロジェクトチームを立ち上げてかなり具体的に突っ込んだ議論をしています。この会議は公開で行われていますから、興味のある方は傍聴も可能です。
「学力向上」に関する一般質問では、基本的に「学力向上のための政策」は既存の学校教育の中で、授業時間をやりくりして実施していただきたいということをお願いいたしました。この考えの基礎になっているのは、「親の学歴や収入などによって進路が左右されたり、子供時代に学ぶべきことを学ばずに成長してしまったりするような、そんなことではなく。いつでもどこでも誰でも、学びたくなったら学び、自立していける基礎的な学力を身につけること」「仲間と生きることや体験を通じて豊かに学ぶことは家庭や地域でも出来ます。しかし、自立に必要な読み書き計算といった基礎学力を身につけることは本来学校でしか出来ないことです。」これは、百ます計算の提唱者陰山英男さんの実践記録に報告されていることです。義務教育でしなければならないことは「自立」できること、社会に「貢献」できることこのような力を実につけることだといわれています。
学力低下は社会環境の変化によって引き起こされたのでしょうか?それとも家庭環境、所謂家族のあり方が変化したから引き起こされたのでしょうか?はたまた文部科学省の方針が問題だったのでしょうか?
一番はなんと言っても、文部科学省の政策の誤りが原因であることは誰もが疑うことをしないはずです。このことを抜本的に、現場サイドで手直ししていかないと、学力に格差が出てきてしまうわけです。格差を是正するためには各個人が塾に通わせたり、私立の学校へ通わせたり、家庭学習に問題を摩り替えてしまうこともしばしば見受けられることですが、残念です。
「基礎学力を身につけることは本来学校でしか出来ないことです」このことを軸に捉えて、政策を展開させていかないと、本当の学力向上は見えてきません。家庭で出来ることは学習の環境づくりと習慣化ですから、学力低下の主な原因ではありません。全く関係ないとも言いませんが・・・。
教育行政はまだまだやらなければならないことが沢山あるはずです。そしてまだまだ学力向上のためにやれることがあるはずです。山口小学校の実践や杉並区和田中学校の実践は見習わなければなりません。今回の「学力向上プラン」が成果を挙げるためにも、川崎塾が何で川内村で継続できなかったのか分析する必要があるのではないでしょうか?
報告事項は「公立小野町地方総合病院組合議会」の定例会の報告と、臨時会の報告をいたしました。主な点は赤字であるということ、その主な原因は、医師不足による診療科目の減少から来る医業収益の減少です。このことは、何も公立小野町地方総合病院に限ったことではなく多くの公立病院の抱える問題のようです。すでに改善策はプロジェクトチームを立ち上げてかなり具体的に突っ込んだ議論をしています。この会議は公開で行われていますから、興味のある方は傍聴も可能です。
「学力向上」に関する一般質問では、基本的に「学力向上のための政策」は既存の学校教育の中で、授業時間をやりくりして実施していただきたいということをお願いいたしました。この考えの基礎になっているのは、「親の学歴や収入などによって進路が左右されたり、子供時代に学ぶべきことを学ばずに成長してしまったりするような、そんなことではなく。いつでもどこでも誰でも、学びたくなったら学び、自立していける基礎的な学力を身につけること」「仲間と生きることや体験を通じて豊かに学ぶことは家庭や地域でも出来ます。しかし、自立に必要な読み書き計算といった基礎学力を身につけることは本来学校でしか出来ないことです。」これは、百ます計算の提唱者陰山英男さんの実践記録に報告されていることです。義務教育でしなければならないことは「自立」できること、社会に「貢献」できることこのような力を実につけることだといわれています。
学力低下は社会環境の変化によって引き起こされたのでしょうか?それとも家庭環境、所謂家族のあり方が変化したから引き起こされたのでしょうか?はたまた文部科学省の方針が問題だったのでしょうか?
一番はなんと言っても、文部科学省の政策の誤りが原因であることは誰もが疑うことをしないはずです。このことを抜本的に、現場サイドで手直ししていかないと、学力に格差が出てきてしまうわけです。格差を是正するためには各個人が塾に通わせたり、私立の学校へ通わせたり、家庭学習に問題を摩り替えてしまうこともしばしば見受けられることですが、残念です。
「基礎学力を身につけることは本来学校でしか出来ないことです」このことを軸に捉えて、政策を展開させていかないと、本当の学力向上は見えてきません。家庭で出来ることは学習の環境づくりと習慣化ですから、学力低下の主な原因ではありません。全く関係ないとも言いませんが・・・。
教育行政はまだまだやらなければならないことが沢山あるはずです。そしてまだまだ学力向上のためにやれることがあるはずです。山口小学校の実践や杉並区和田中学校の実践は見習わなければなりません。今回の「学力向上プラン」が成果を挙げるためにも、川崎塾が何で川内村で継続できなかったのか分析する必要があるのではないでしょうか?
by kawauchiide
| 2006-12-14 01:42
| 議員日記