2006年 10月 02日
森と遊ぶ画家 |

1999年スケッチ紀行冬号に川内村在住の画家川井弘子さんが「自然の中の自然な生活」と言うタイトルで絵と文を掲載している。「確かに人口三千人余りのへんぴな村ではあるが、澄んだ空気を思いっきり吸えて、ミネラルウォーターをふんだんに使えるこの村は私達にとって最高の贅沢と言える。」冒頭で川井弘子さんは川内村の最大の魅力言い当てている。確かにこの地域を考えるとき核となる大切な資源である。文中には知っている人の名前が出てきたりと、とにかく素敵な絵と文に楽しい時間を過ごさせて頂きました。僕は今日から、本人の許可なしで画家川井弘子のサポーターになりました。絵が上手いだけの人はどこにでもいます。でも彼女の絵のモチーフは川内村の風景や木や森や山やキノコである。そのことが素晴しいのであって、地元学にもつながる貴重な資料になるものです。つまり川内村に生まれてくる次の世代に残してあげたい作品ばかりです。森と遊ぶ画家、彼女を表現するのにぴったりの言葉です。
現在、彼女の書きためたキノコの絵を、絵ハガキにする企画が進行しています。

by kawauchiide
| 2006-10-02 20:36