2006年 07月 13日
私の履歴書 |
SF作家小松左京氏が今回執筆しています。12回目の今回は文学同人誌京大作家集団時代の事が書いてあり、氏の文学への志はある人物の存在が大きかったと記している。「苦悩教の教祖」高橋和巳がその人であった。小松氏は彼の事を飛び抜けた秀才であり酒に酔うと泣き上戸だった。と尊敬の念を込めて紹介しています。さらに「決して陰気な男ではなくまるで喉の奥に陽光が差し込むほど、天を仰いで呵々大笑した。」と意外な一面も紹介している。このシリーズは続いているだけに実に面白い。勉強させていただきました。
by kawauchiide
| 2006-07-13 19:55