
雑木の葉を料理用飾りとして特産化。人口2200人、高齢化率44%という典型的な過疎の村でありながら、年商2億5000万円も売り上げる徳島県の上勝町。すでに多くの自治体、各種団体は研修などに訪れていますが、この町は同時に「ゴミゼロ宣言」もしている事でも知られています。この写真は県道小野富岡線の川内から富岡に向かって電波塔モニュメントを過ぎてトンネルの入り口近くの右手にある広場のものです。散乱しているゴミをよく見るとほとんどがコンビニの袋のようです。広場で一休みして窓からポイと捨てるんでしょうね。中にはパソコンのディスプレーそれから古タイヤなども見られかなり悪質な不法投棄もありますね、このように大型のものを捨てるというのは一度や二度ではなく、何度も何度も常習的に不法投棄をしている可能性があるそうです。以前早朝釣りをしていたら乗用車から冷蔵庫を出して捨てようとしていた方がいました。大きく咳払いをしたらばつが悪そうに慌てて冷蔵庫を仕舞い込んで逃げるようにして去っていきました。誰もが悪いと思っているんですが、人が見ていない、以前誰かが捨ててゴミが散乱している。人目に付きにくいなど条件が重なるとまずゴミ捨て場になりますね。ゴミを捨てにくくするためにはいろんな方法があるでしょうが、簡単にいうと一つは教育の問題、環境教育を徹底して行う、これは親子ともども共同学習ですね。捨てにくい環境を形成していく事。行政がゴミゼロ宣言を大々的に公表し、さまざまな関係機関と連携しながら監視していく。この前のような大規模な不法投棄をさせない取り組みが大切ですね。かなり大雑把な話ですがゴミのない綺麗な村作りを村民皆で考えていきたいですね。次の世代のためにも。