2005年 10月 15日
町村議会議員研修会 |

平成17年度町村議会議員研修会が10月14日(金)郡山ユラックス熱海にて午後一時より行われました。主催は福島県町村議会議長会です。
1.開会 新妻一浩
2.会長挨拶
3.研修
これからの基礎自治体とその議会のあり方
東大名誉教授 大森 彌氏
政 局 展 望
政治ジャーナリスト 中村慶一郎
4.閉会
以上のような日程で進められました。
大森先生のお話は、合併の話題を切り口に道州制の議論、その中での基礎自治体の問題はどうなるのか?合併しない自治体に対する圧力は?国庫補助負担金の問題の最大の抵抗勢力は何か。義務教育費の問題などなど盛りだくさんの研修ですが、「議会の召集権」について
なぜ議長に招集権がないのか?なぜ議員に向かって質疑をしなければならないのか?なぜ町村は「傍聴取締り規則」で国は「傍聴規則」なのか?住民参加の本来の狙いは?いろんな「?」がありましたが、国家の政治意思として地方議会の存在自体を排除してこなければならない事情があったようです。国家統治論的な話でしょうか、この部分については詳しいお話しがありませんでしたので勉強してみようと思います。もう一つ興味深い話をうかがうことが出来ました。長野県飯田市、市議会では議員立法草案準備のために市役所の課長、学識経験者、関係者、に委嘱状を出しているとのこと。もうすぐ議員立法が出来るとのことでした。町村レベルでの議員の資質の向上のためには実務レベルでの研修は欠かせません。
政局展望については次期総裁の話で阿部さん入閣するだろうが、総裁候補からは確実に外れたというようなことでした。政治家のごたごたをもって政局と言いますからね。
by kawauchiide
| 2005-10-15 14:40