2005年 09月 28日
公立小野町地方総合病院組合議会第三回定例会 |
今回の定例会で一番重要な案件は平成16年度の病院事業の決算ですが、損益計算書をみると当年度純損失は133,833,799円を計上しています。前年度繰越欠損金533,219,341円とあわせると667,053,140円になります。今後とも医師不足が続くようであればこれ以上の経営の悪化は避けられません。実は平成17年度の当初予算も平成16年度を基準にして作成されています。第一回目の定例会で17年度の当初予算の積算の考え方には無理があるように見受けられますがというような質問をさせていただきましたが、何とか医師を確保していきたいというのが答弁だったような気がします。意気込みはことを達成する上において大切な要因になりますが、具体策のない意気込みは言うほうも聞くほうもつらいものがあります。とにかく今ある資源、スタッフを総動員して地域における医療の確保と医療水準の向上に努め、なおかつ経営改善に向けて取り組んでいただきたいと思います。当局もこの決算書の質問は予想して答弁を練り上げているはずですから、今日の定例会は病院関係者を励ましてこようと思います。
by kawauchiide
| 2005-09-28 10:14
| 議員日記