2013年 05月 09日
一次産業の再生なくして復興なし! |

村のあちこちで田んぼに水が張られいる風景を見ると、ようやく復興の足音が聞こえて来たような気がする。蛙が鳴いてツバメが飛び交い正に生き生きとした風景にワクワクする思いだ!川内村も止まった時計がカチッと動き始めた。がしかし、一次産業の担い手不足は深刻な問題であることには変わりはない。震災前からの過疎地の抱える問題がより先鋭化して今突きつけられている。オールかわうちで解決してゆくしかないのだが、方向性がと言うより一次産業に対する基本理念の欠如から来る気だるさも指摘しておかなければならない。作付けする事は特別な事ではなく始まりである。今までだってそうであるように一軒の農家を除いてありきたりの栽培方法で栽培して行くのだから、特別美味い米が出来る訳ではない。六次化だの食味が良いものを生産して風評被害を払拭して行くとお題目を唱えはするがこれらに対する政策転換が全く見えて来ない。政策転換には絶好のチャンスなのだが、何時になったら具体的な方針が出るのだろうか?農家のやる気だけに任せるのは
余りにも無責任過ぎるのではないだろうか?
by kawauchiide
| 2013-05-09 20:40