2013年 01月 01日
新年明けましておめでとうございます。 |
穏やかに新年を迎える事が出来ました。皆さん明けましておめでとうございます。震災後一年9ヶ月が経ちます。抱える問題はまだまだあります。何が問題なのかと聞かれれば、一言で言うならば、心の問題です。原発事故により過疎中山間地域が抱える問題が一気に顕在化した事により、地域コミュニティーが崩壊の危機に晒されています。原発事故により地域との関わりの必然性が失われて、戻らない大義名分が出来てしまった事が地域コミュニティーの崩壊の危機に繋がっていると言う事です。いずれにしても、戻らない住民に対して帰村を促す事は、果たして政策として実施すべき事なのだろうか。この事は疑問です。新しい村づくりであるならば、新しい理念と新しい枠組み作りの中で判断すべき事が急務であるはずです。更に一人一人が自分の役割を認識して復興にあたらなければなりません。自らの地域は自らが取り戻して行かなければならないのです。こうなった以上過去との決別をもって、新たな人生を獲得して行かなければならない厳しい現実があります。勘違いしてはいけないのは、賠償金と自分の人生はイコールでは無いと言う事です。村のために何が出来るのかで
あり、村から何をしてもらうかではない。震災直後からこの考えは変わらない。
by kawauchiide
| 2013-01-01 17:10