2012年 10月 06日
散歩は秋に限る! |

少し肌寒いぐらいの季節は散歩に出掛けるのには丁度良いです。裏山を歩けばすすきの穂が綿毛を開き、キノコが道端で見る事が出来る。更に道端には栗の実が光沢鮮やかに転がっている。僕が小さい頃裏山には我が家の炭窯があり、遊び場はもっぱら周辺の山だった。栗の木は何本もあり、栗の実は僕たちの貴重なおやつだった。だからみんなが栗の実を狙って拾い集めていたから今のように道端に落ちている様なことはなかった。僕も四歳上の兄と季節になると栗拾いに行った。兄が木に登り棒きれでイガごと叩き落とす、それを僕が下で拾うという役割分担があった。木登りを出来る体力がないから下で拾うしかないのだが、下を向いて一心に拾っていると、木の上にいる兄は下など見ずに、栗をめがけて闇雲に叩き落としているので、僕がどれだけイガグリの直撃を受けて痛い思いをしているのも知らないでいた。今の季節になると決まってこんな事を思いだす。
今年もあの思い出の栗の木には多くの実を付けていた!
by kawauchiide
| 2012-10-06 19:08