2012年 08月 22日
2日間の完全休養のあと。 |

次男坊を学校の寮に届け、孫は保育園に通園した。旅館も通常営業に戻った。蕎麦屋は相変わらずの不定期営業を余儀無くされ、通常営業に戻るのは従業員の確保次第と言う状況である。とりわけ我が家に限って言うならば何時もの日常生活である。しかしながら行政単位で言うならばまだまだ住民の帰還が思わしくない。インフラの整備が進まないのが問題ではない。それどころか以前にも増してインフラの整備は進んでいる。医療や教育、公共交通機関については特筆すべきものがあると思う。欲を言ったら限りがない。色んなものが原発事故によって失われたが、それぞれの住民が豊かに生きる望みまでは奪われて無いはずである。限られた時間と土地でも関わり次第では豊かに生きる術はあるはずである。補償とこの問題は明確に分けて考えて当たらないと本当に人生を台無しにして仕舞いかねない。楽しみは自ら作るものだし、夢や希望は与えられるものでもないはずである。他人には評価されないささやかな楽しみ、夢な希望を大切にしてこそ、川内村の復興があると思う。ここで生活を営んでいる事が紛れもない事実であり、見せ物でもない。僕は川内村の復興に関わりながら
、一部始終を見て行こうと思う。
by kawauchiide
| 2012-08-22 09:36