2012年 03月 15日
滝根町菅谷はお袋の実家、昨日久し振りに訪ねた。 |
昨年の3月11日二発生した東日本大震災、12日は富岡町民を受け入れた。あらゆる公共施設は避難をしてきた方であふれかえっていた。当時の事が少しずつ鮮明に思い出しつつある。いい事ばかりではない。もって行き様のない怒りをストレートにぶつけてくる場面も合った。生きるのに精一杯だった。明日は全村避難をしてから一年になる。思えば、16日の夜、郡境を越えるとき川内村の再生を誓った。流れる涙は過去との決別の涙。新生川内村は全く新しい価値観と新しい枠組みの中で始まろうとしている。帰るか帰らないかの議論ではない。立ち止まって考えることはあっても、戻ることなどありえない。
久し振りにお袋の実家に寄らせてもらった。僕が小さいころと全く変わっていない。優しく迎え入れてくれた。
少しだけ元気になれた気がする。
by kawauchiide
| 2012-03-15 07:10
| 何てことない事