2011年 12月 21日
あれ・これ市場郡山店オープンです。 |

関係機関の特段の配慮を頂き本日の開店にいたりました。
特に郡山市、中小企業基盤整備機構さんには本当にお世話になりました。
本来であれば夏ごろの開店を目指していたのですが、なにぶんにも商工会には何の決定権もありませんで、企画と開店に向けての借金だけが唯一の出来ることでした。一番心配だったのは起債をしたのはいいが、一向に着工のめどが立たなかった事です。時間は容赦なく過ぎていくわけで、そのうちに村長の帰還宣言でもでやしないか心配でした。実際に基盤整備機構からは、3月まで時間的な猶予はないがそれでも着工しますかと言う問い合わせがあり、このコミニュティーストアーは川内村だけではなく富岡町の方も利用されるので、これから着工しても十二分に利用価値のあるものだと説明した経緯がある。
本家本元の川内村にあるあれ・これ市場も帰還に向けて開店の準備を進めなければならない。以前のような店作りでは事は納まらない。ほんとに少なくなった生産者としっかり話し合っていかなければならない。地域循環型のシステムを基本理念に農商工連携を発展させていく事が再生の第一歩だと考える。ここで言う地域循環の範囲が実はとても大切で、いわゆる川内由来のと言う言い方は違和感があるかと思うが、今現在川内村には住んではいないが、川内村に何らかのご縁がある方も地域循環の範囲の中に組み込むと言う考え方です。だから一般の流通機構に乗せると言うことではなく、ある範囲の中での流通をしっかり確立していくということです。もともと限られた生産量しかない川内村ですから、消費範囲を一般と言う対象からは程遠い生産量です。今回はすべてが再構築です。以前のような考え方では、再生は無理です。
by kawauchiide
| 2011-12-21 20:25
| 商工会