2011年 11月 15日
必勝祈願! |

今回の選挙は事務所も無ければ、達磨も無い。自宅の神棚だって震災で壊れてしまった。とても縁起が悪い。せめて諏訪神社に必勝祈願ぐらいはしなければならない。
ところで選挙には投票という行為が必要です。
投票する権利はいかなる場合でも保障されなければならないのは明白です。そして行政は保障する義務があります。今回の川内村の選挙体制を見ると、郡山には災害対策本部(役場機能)があるために、投票は11日から20日まで通常通りの投票が出来ます。しかしながら、川内村や四ツ倉の仮設に住む人は、本当に限られた時間の中で投票をしなければならず、期日前投票すら保障されない有様です。ここで細かいケースを紹介して不平等さを述べるわけには行きませんが、明らかに有権者の投票する権利の侵害になっています。
簡単なことです、便宜を計るという事が大切なんです。特定の人間に何か便宜を計るということではありませんから、村民の権利を守るという事ですからなんら問題は生じないはずです。権利の保障に費用対効果という発想を持ち込んでは話がおかしくなってしまいます。
緊急時避難準備区域が解除され、12月には帰還宣言が出されようとしているさなか、こんな事一つ取っても今までと全く変わらない行政の対応では、正直、避難している村民が心の準備が出来ないばかりか、かえって不満や不安を抱えることにはならないか心配です。
by kawauchiide
| 2011-11-15 08:33
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