2005年 08月 08日
野生キノコ講習会 第三回目 8月7日 |



第3回目の野生キノコ講習会が8月7日(日)川内村いわなの郷・体験交流館で実施されました。参加者はキノコの採取をする場合の注意事項や、山を歩く時の注意事項を奈良先生から
確認された後、それぞれが夏限定の野生のキノコを採取にフィールド入っていきました。回を重ねるごとにキノコの発生数も個体数も少しずつ多くなってきています。さらに講義も少しだけ難しくなってきています。それだけ受講者は真剣そのものです。キノコの名前を覚える数も多くなるわけですが、一番誤解しやすいのが「~モドキ」と付くものですね。どれがどうなのか混乱してしまうのが普通のように思いますが、このあたりを理解して鑑定できるようになるのが今回の講座ですから頑張って行きましょう。季節ごとに発生する個体が違いますので、時期を捉えて時間のある時は近くの山へ出かけるか、近くの公園でキノコの鑑定眼を養ってください。今回の講座はおまけ付きでした。最後の写真がチチタケですが栃木県ではマツタケ以上の取り扱いを受けているそうです。しかもこのキノコでだしを取った「チダケうどん」はこの時期の栃木県の名物うどんだそうです。これを今回、皆で味わおうといいもので参加者が採取したチチタケをご寄付いただいて、講座終了後奈良先生がにわか板さんになって腕を振るっていただきました。キノコだけでも結構なだしが出ていておいしく頂きました。真夏の「チダケうどんパーティー」でした。

by kawauchiide
| 2005-08-08 08:51
| カエルの学校