2011年 10月 16日
緊急時避難準備区域解除はされたが…。 |

出てくるは出てくるは帰らない理由。
これでは川内村に郡山タウンを作るしかないようです。
自分の意思では帰れない警戒区域に住む人はほんとに大変だと思います。
緊急時避難準備区域が解除になってぼちぼちでも戻るのかと思いきや、戻らない現実。
最初は線量が高いから不安で戻らないという理由が大半を占めていた。確かに若い世代や子供たちにはこれからの健康のことを考えると不安が付きまとう。こういうことを考えれば簡単には戻れない事は事実だ。
しかしながら、かわうちむらはとても線量が低いということが判明している。まさに軌跡の村だ!!
ところが、解除と除線のタイミングがうまくないので可笑しな現象が起きていることに行政の皆さんはお気づきだろうか?つまりこういうことです。
12月に帰還宣言を出しますといっていますが、じゃぁ10月から12月までの期間はどう考えればいいんだろうか?村は引き続き自主避難を求めているんでしょか?だとすれ今川内村に住んでいる村民は相変わらず自己責任で生活していろという事になるんだろか。農協も動き出した、以前からJPは活動を始めている。どこかなんか違うぞ~!!解除された以上川内村に住む人間にも仮設と同じくらいの配慮はあってしかるべきだと思う。ものをくれるときだけ仮設に出向く人もいると聞き及んでいますが、可笑しな現象ですがこれが現実です。
違和感があるのは避難民だけでしょうか?役場だって反省するところはあります。役場機能も相変わらず二名の派遣でお茶を濁しているようでは、復興に向けて何の準備が出来るのか?ここまできたら先発隊を組織して帰還見向けて準備にかからなければ到底間に合わないはずである。毎日川内村にいるものと、郡山にいる者では見え方が違うようでとても不安で仕方がない。村民の動向もあまり変わらないが、行政も変わらないのが今の現実だ。
役場機能は副村長がトップで川内村で陣頭指揮をするのが、川内村の本気を内外に示すことに繫がる筈だと思うのだが・・・・・。何か法的にクリアーしなければならないことがあるんだろうか?みんなに見せろ!!「本気モード!!!」
さらに気にかかるのが、これからの村づくりの基本理念が議論されないままに、道路整備や廃炉関連や除線関連の雇用に頼ろうとしているところにとても不安を覚えるし、再生可能エネルギーに名を借りた発電事業への参入は再度同じスパイラルに巻き込まれようとしている。も一度考えてくれ!何でわれわれがここで発電事業を国に変わって考えなければならないのかを。
身の丈の合うということ。足るを知るということ。喜びを知るということ。
昔々、川内村が一番人口の多かった時ほど自然環境の力は低下している。そんなところにわんさか人間がきたら始末に悪いことになるのが容易に想像出来る。原発事故で学んだはずなのに、すでに取らぬ狸の皮算用をしているのを見ると、第二原発の再稼動もあながちうそでもないな。
by kawauchiide
| 2011-10-16 21:29
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