2005年 08月 05日
川内村の高原野菜 |

朝取りの高原野菜を頂きました。トウモロコシは我が家の五目畑にも植えてありますが、いまだ収穫できる段階ではありません。地物のトウモロコシは初物という事になります。インゲン豆ですが農家にとっては出荷作業は大変なようです。まず収穫したものをサイズ別にそろえて箱詰めという事になるのですが、途中風に揺られてすれて豆の肌が少しでも黒ずんだりすると規格外の扱いになってしまう物を選別すると言う作業が入リます。作付面積の大きい農家は最盛期になると「インゲン豆に殺される」とまで言います。手作業に頼るしか手立てがありませんから結構長時間の重労働ですね。このように手間のかかる作物だからこそ川内村の特産品になったのでしょうか?ところが生産者の高齢化、後継者不足は特産品生産にも少なからぬ影響を出しつつあるようです。奇麗事かもしれませんが、流通関係が農協だけではなく直売所も含めて新たな流通のしくみを考える事は、これから農林業等を軸とした自立を考えるうえではきわめて大事な問題です。さらにはこのことが後継者の受け入れを容易にする一番の方法ではないでしょうか。ようは農業で生活できるかどうかが問題なんだと思います。いつかこんな仕組みをもった地域が出来ればいいと考えています。
by kawauchiide
| 2005-08-05 21:08