2011年 01月 31日
川内村の寒さが作る、いわなの寒風干し |
この写真は福島民報の一面に載ったものを携帯で撮影したものです。
こんな風に撮影すると何をしているのか良く分かります。
開いたいわなを干しているところです。乾燥した空っ風がいわなの旨みをギュッと閉じ込めて
旨みが増すんです。ご飯のおかずにはどうかと思いますが、決して合わないと言うわけではありません。
個人的な好みでいえば、やっぱり酒の肴でしょう。しかも、炭火であぶったものを、
炙りたてを頂くのが最も美味しく頂く最高の味わい方です。
楢葉町の漁協でもいわなの寒風干しを始めたようですが、なんといっても元祖は川内村です。
最近は元祖が後発の商品に飲み込まれると言うことも無きにしも非ずですから、
元祖が元祖たるためにもたゆまぬ商品開発の努力が必要です。美味しさを守ると言う頑固さは必要ですが、
改善点のアドバイスに耳を貸さないという頑固さは、衰退の芽を内包しています。
絶えず商品に関する評価にはアンテナを高くして、お客様の声に耳を傾けなければなりません。
無理だと思えることにも挑戦していくことも、時には必要です。
この寒風干しが、川内村を代表する特産品になるためにもオール川内で取り組んで行くことが大切です。
by kawauchiide
| 2011-01-31 00:35