2010年 10月 24日
農楽塾稲刈り |
本日の稲刈りは川内村最後の稲刈りだったんではないだろうか。
今年の春先にこのメンバーで植えたひとめぼれは、合鴨たちの除草の成果もあって、だいぶ出来もよろしいようです。参加している子供たちも成長して、高校生、中学生、大学生、社会人とそれぞれの場所で精一杯頑張っている。数年前までは稲刈りを終わらせることすら苦労したのに、今では、ものの一時間とちょっとで終了してしまう。つくづく、成長したんだなと実感する。そして今回は秋元美誉さんのところに、一ヶ月間農楽塾生の森嶋君が研修に来ている。細々とではあるが、継続してきたからこそこの関係が出来たと思う。そして何よりも、秋元美誉さんところで研修したいと決断したことは、美誉さんやソノ子さんの人間的魅力に負うとことが大きいと思うが、さらには森嶋君が農業に興味を持ち続けてくれたことだと思う。ここに問題解決の一部がある。
少子高齢化、過疎中山間地域における農業の担い手問題は加速度的に問題が深刻化してくるのは時間の
問題である。
担い手を集約と言うくくりで考えるのは単に問題のすり替えと、問題の先送りをしているに過ぎない。
農業や林業を就労の場と捉えて若者を呼び込む政策を考えるのであれば、若者が定着できるようなビジネスモデルを提案できない限り具体的な問題解決は困難である。
by kawauchiide
| 2010-10-24 17:04
| 農