2010年 06月 22日
行政視察 |
本日は9時から行政視察がありました。
j powerが桧山高原に建設中の風力発電を視察いたしました。
もちろん、会社側からの説明もありましたが、少し気になったのは、環境省の見解を待たずに低周波の被害状況に触れて、たいした影響がないという発言でした。距離的なものも関係すると、しっかりフォローもしていました。が、でもそのことに触れるのはどうかと思います。そして会社の人間としては当たり前の発言だとは思います。
われわれは、まだまだ多くの判断材料を収集すべきで、早計に判断すべきでは有りません。
小白井のユーラスエナジーも視察の予定でしたが、労災事故が発生したために、視察は急遽中止になりました。でも、現場には出向いて勝手に見学をしてきてしまいました。
午後は、山都町で廃校利用の市民活動をしているグループとの意見交換会を一時間あまりしました。以前川内村で食工房というパン屋さんをされていた、青木さんが水先案内人役をされていました。山都町は喜多方市と合併して、フットワークが悪くなったとそれぞれの方が話していました。大合併の弊害があちこちで出始めています。この廃校の写真を見せていただきましたが、とても素晴らしい校舎なのには驚きました。素晴らしいアイディアがたくさんあるのを聴いて、聴いてる方がわくわくしてきました。私のところに来る前に「人の駅かわうち」の齋藤さんとも意見交換をされたようです。少しでも私たちの話が参考になればと思います。しかし、話は戻りますが、費用対効果最優先の平成の大合併後、国はさらに悪法の成立をもくろんでいます。コンパックトシティーと称して、住民一人ひとりの生き方を無視した、一元管理をもくろんで、土地や家屋だけでなく、生きがいまでも奪おうとする、御用学者の論法が蔓延してきています。ただし、この手の話は尤もらしくて、ややもすると、だまされそうになるが、よく考えると、論理的に破綻しています。こんなことで悲観する事無く、この地で生き続けていくことこそが、地域が地域であり続けることの証であり、私たち土着のものが出来る最低限のことであることを、教えていかなければならない。
午後5時、ラトブにて商品開発の打ち合わせ。井出、大和田、宗像出席。
企業秘密の部分が多くてここではまだ記事にすることが出来ません。近い将来皆さんにお知らせできるよう、事業を進めて行きたいと考えています。今後ともご支援宜しくお願いいたします。
by kawauchiide
| 2010-06-22 22:37