2005年 06月 23日
木を植えた男 |
「日本一多くの木を植えた男」宮脇昭 NHK知るを楽しむという番組、教育テレビのテキストですが、書店でこれを見たとたん迷わず購入しました。第一回目は6月7日この日ばかりはテキストを開いてテレビの前に陣取りました。宮脇さんの説得力のある森の対する語り口は本物の森の再生を願う執念のようなものさえ伝わってきます。宮脇は「新しい真の目的としてあげるべきは、土地本来の森を作る事である。そこで生まれ、学び、働いている人たちのいのちと地域に根ざした文化と遺伝子を守る本物の森づくり、すなわち、全ての市民の生存と心身共に健全に生きてゆける生活環境を未来に保障するための、心のふるさととしてのいのちの森作りであり、突然襲ってくる台風、地震、大火のどの災害に対する防災・環境保全林を作る事である。人間は地球上で、緑の植物に寄生する立場でしか持続的に生きてはいけない。奇主たる緑、その濃縮した森の回復・創造こそ、今私たちがしなければならない緊急の責務である。」と述べている箇所があります。まさしくその通りであると考えます。源流を幾つも抱えるこの地域はなおさらですね。100年後の森づくり、今年はどんぐりを拾ってポット苗を仕立てみませんか?ネエー「木と水と土と」さん!
by kawauchiide
| 2005-06-23 21:16
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