2011年 12月 26日
だんだん解明されてきます。 |
国は安全上一律に同心円で区域を設定した。当時はそれで正解だったと思う。だって我々にはそれ以外にそうじゃないと判断できる材料がなかった。でも、これからの水稲の作付けに関してはいろんな選択肢がある。秋元美誉さんの玄米からは一切の放射性物質は検出されなかった。少なくとも地域によっては作付け可能な場所がかなりの面積があると予想される。だとするならば、作付けを希望する農家には規制をせずにやらせればいいと考える。しかし、水稲の作付けを政治的な駆け引きに利用するのであれば、話は違ってくる。賠償金をもらって、再来年の作付けの準備をする。戦略的には何処か正しいような雰囲気があるが、雰囲気だけでそこには人間を堕落に陥れる、面倒なものへの先送り的曖昧さがあり、あの時はしょうがなかった。で済まそうと言う無意識の自己弁護が見え隠れしている。
農家に取って一番の希望は作付け指示ではないだろうか。作付けした田んぼは全量村が収穫して一元管理をして一切地域外に出さない。作付けした農家には賠償金と村からの奨励金を上乗せして支給して農地と農家の生産意欲を確保していく事がこれからの川内村再生には求められているのではないだろうか。
by kawauchiide
| 2011-12-26 09:12